達人が教える為替相場の分析方法 「為替ディラーも注目!指標・情報・発言とは?」

FXの取引スタイル

2. 持ち高をチェックせよ

経済指標をチェックすることも必要だが、為替市場を知るうえで、持ち高=「ポジション」の指標を見ておくのも重要だ。ポジションとは、ドルを買ったままの人(買い持ち=ロング)、ドルを売ったままの人(売り持ち=ショート)がどれだけいるか、その差を示したものだ。「ポジションがドルロングで積み上がっている」とは、ドルの買い持ち高が、大きくなっていることを意味する。

IMMポジションを見る

ポジションのトレントで為替の動きがわかる

このポジションの推移を見ていくことで、為替相場の動向を把握できる。たとえば、ドルのロングが増えている状況やドルのショートが減っている状況ならば、ドルを買う人が多く、ドル高になる可能性が高い。一方、ドルのロングが減少、ドルのショートが増加しているのであれば、ドルを売る人が多く、ドル安に向かいやすいと判断できる。

こうした市況のデータは、市場の公式サイトや当局が統計資料としてまとめている。世界的に知られているのがIMMポジション。CFTC(全米先物取引委員会)が発表する、シカゴマーカンタイル取引所の通貨先物市場部門、IMMの売買動向だ。この中の、Non-Commercial (投機筋)のポジションをチェックするのが一般的。これを円ドルレートとともにグラフ化したのが上図である。

外為オンラインの情報サービス室顧問・佐藤正和氏は、「個人投資家は逆張りになりやすいが、投機筋は順張り。彼らがそのレートをある意味動かしているといってもいいぐらいの資金量を持っている。ポジションとそれに伴うレートはほぼ同じ方向で動くため、重視したほうがいい」と話す。IMMは、取引量も世界最大規模であり、為替市場全体の動向を見ることができる。トレントを見ながら、為替レートがどう動くか方向性を探る。

FX業者によってはIMMポジションを集計して、自社のサイトに掲載しているところもある。IMMポジションのデータは、CFTCのHPのわかりにくい場所にあり、そこにたどり着くには手間がかかる。そこで比較的簡単に人手できる国内のポジション統計資料に、「くりっく365」の建玉(持ち高)動向がある。この買い建玉(=ロング)と、売り建玉(=ショート)の差を見ることでも、為替レートのトレントを把握することができる。

「くりっく365」の建玉の動向

ポジション動向をテクニカルに分析し、売り買いのタイミングを推測する手法もある。ポジション動向は為替レートを見るうえで必須の情報だ。


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